【人事】理念に沿った行動につながる、魔法の近道
こんにちは!株式会社アット・アップです。
本日は、理念に沿った行動につながる、魔法の近道をお伝えいたします。
1.理念浸透に大事な認識・前提
そもそもの前提として、
会社内で理念を浸透させるには、
社長がしたいことを強要するのではなく、
社長の「こうしたい」を社員もしたいと思えることが最も重要です。
理念に共感していない社員は、
自分の成長と会社の方針が繋がっていないため、
会社が求める価値観や、行動基準を理解はしていても、
自分には関係のない事となりやすく、
会社が求めている方向とは違う方向に行ってしまいます。
「会社の考え方には賛同できません。」といったイメージです。
この考えは組織者として上に立つ立場の人であればあるほど危険です。
「理念に共感し共に体現してくれる人」を増やしていくために、
理念浸透とはとても重要な取り組みです。
2.よくある悩み
早速ですが、質問です。
現在の会社は”本当に”望んだ状態ですか?
「”本当は”もっとこういう会社にしたい」
「”本当は”理念浸透させたい」
「”本当は”やる気に満ちた社員を増やしたい」・・・
このような経営者や、企業様と多く出会ってきました。
ですが、経営者サイドで見たときに上がってくる課題や悩みとしては、
・誰も理念を理解してくれない…
・理念浸透ってどうすればいいの…
・今行っている行動が本当に効果があるのか分からない… など、
《今のままで大丈夫なのかな!?》と、
不安な気持ちになることも多々あるのではないか、と感じております。
こういった悩みを多く持つ方に、
共通してこのようなことが起こっていました。
こういったことが起こったことにより、
社員からは、
・社長と上司で言ってることが正反対
・理念がきれいごとにしか聞こえないから行動したいと思えない
・自分がどうなりたいか分からない
・明確な指針がないと行動できない など
悩みの声が上がってしまう原因にもなり、理念浸透にもつながりません。
では、どのようにしたら、理念浸透ができるでしょうか?
3.理念浸透につながる近道
理念浸透に、すぐにつながる近道は、
【望んだ行動を言語化する】ということです。
入社してから、
「半年後にはこういう状態になってほしいから、
今、あなたにないスキル、求めるスキルはこういうことだよ」を
伝えられている状態と、伝えられていない状態とでは、
半年後にどういう人材になっているかって、大きく変わりますよね。
なので、【望んだ行動を言語化】する必要があります。
なぜ、言語化する必要があるのでしょうか?
皆さま、目指すべき明確な状態がないことをイメージしてみてください。
例えば、
距離の決まっていないマラソンを走り続けてる…
車に乗った際に、ナビで目的地を設定しないでとりあえず走っている…
このようなイメージです。
ゴールの見えない道を走り続けることは、
かなりしんどいですし、
「今何してるんだろう…」という気持ちにもなってしまいますよね。
そんなことが、会社で、ビジネスの場で起こってしまうことを
未然に解決するために秘策が必要です。
それが、会社として望んだ行動を言語化した「スタンダードブック」です。
4.得られる効果
そもそも、スタンダードブックとは、
会社が社員に望む行動を言語化した本です。
スタンダードブックは、あくまで手段の一つではありますが、
言語化する効果としては、大きく3点あります。
①企業理念と価値観の共有
企業理念と価値観を全社員が深く理解することにより、
組織全体が一貫した方向性を持つことができます。
②共通言語の使用
組織内で共通の言葉を使うことで、
コミュニケーションが円滑になり、
誤解を減らし、効率的な協力が可能になります。
③行動基準の明確化
行動基準を同じレベルで理解することで、
社員全員が統一された行動をとり、
会社の目標達成に向けた効果的な取組が実現します。
上記のことから、社員ひとりひとりが
同じ方向を向き、企業全体としての目標達成に向けて
一丸となって取り組むことができます。
5.まとめ
いかがでしょうか?
今回は、理念に沿った行動につながる、魔法の近道として、
アット・アップの「スタンダードブック」をお伝えいたしました。
少しでも参考になり、詳細を聞きたいと思っていただけましたら幸いです。