【感情デザイン】悩んだときこそ、”〇〇”へ立ち戻る✨
こんにちは!
皆さまは、仕事や日常において、
課題や悩みがでてきたときに、最適な解決策になかなか巡り合えない・・・
なんてことはございませんか?
そんな時、人は「とりあえずなんとかしなきゃ!」の精神で、
“今の自分ができること”
例えば、「風邪を引いたから薬を飲む」といったような
「現状最適」で解決策を考えてしまう傾向にあります。
この傾向は、人間の本能ではあるものの、
実は大きな落とし穴があるので、
効果的かと言われたらそうではありません。
今回は、皆さまが悩んだ際、
効果的に課題解決できるようお伝えしていきます。
1.課題解決の本質を理解する
課題解決とはなんでしょうか?
それは、ただ目の前の問題を解決するだけではなく、
将来どのようになっていたいか といった点から
最適な解決策を見出し、継続した結果を得ることも含まれます。
そのため、「現状最適」である解決策は、
目の前の問題を迅速に解決できるため、
効果的に思えるかもしれませんが、いくつかの落とし穴があります。
それが、以下の3点です。
①新しいアイデアや異なる視点が見落とされる可能性
②短期的には有効でも、長期的には問題を再発させるリスク
③根本的な問題の原因に目を向ける時間やリソース不足
このような状況が続くと、
問題が複雑化してしまい、大きな課題に発展する可能性が高いです。
そのため、「現状最適」で考えると効果的な場面もありますが、
逆効果な時もあります。
では、どのようにしたら本質的な課題解決ができるのでしょうか?
それが
「目的」に立ち戻ることです。
目的とは、問題を解決することで達成したい最終的なゴールや理想像です。
目的を明確にすることで、解決策の方向性がはっきりし、
より持続可能な結果を得ることが可能になります。
次に「目的思考」の重要性をお伝えいたします。
2.解決に繋がる「目的思考」
「目的思考」とは、
問題解決のプロセス全体を通じて、最終的なゴールを意識し続ける考え方です。
目的を明確にすることで、
目の前の問題がどれだけ緊急であっても、
それが本当に目的達成に繋がるかどうかを判断できるようになります。
目的に基づいた決断は、
長期的な視点から成長を促進し、問題の再発を防ぐための重要な要素です。
そんな「目的」へ立ち戻る方法ですが、
とてもシンプルです。
それは、まず自分やチームに対して、
「どうなりたいのか?」という問いを投げかけること。
この問いを通じて、
現状の問題だけではなく、その先にある理想像を描き出すことができます。
目的を明確にするためには、
具体的で測定可能な目標を設定し、
それに向かって進むための計画を立てることが重要です。
では、計画を立てるためにはどのようにしたら良いでしょうか?
3.計画を立てるのに効果的な「逆算思考」
逆算思考とは、
未来の理想像や目的・目標から逆に現在に向かって計画を立てるアプローチです。
この方法は、計画を立てる際に非常に効果的です。
未来のゴールを明確にし、
今何をすべきかを逆算することで、
継続的な解決策を導き出せます。
逆算思考には多くのメリットがあります。
・未来の目標を明確にし、現在の問題点がゴールに与える影響を理解できる
・優先順位をつけやすくなる
・解決策が具体的かつ現実的なものになる など
そんなメリットもある逆算思考のコツですが、
まずは未来の理想像や目標を具体的に描くことから始めます。
その後、目標を達成するために
必要なステップを逆算して計画を立て、実行に移します。
この際、チームメンバーと共有し、
共通の目標に向かって一丸となることが重要です。
チームメンバーと逆算思考を取り入れるためには、
まず、全員が同じ未来のビジョンを共有することが重要です。
共有することで、各メンバーが何を優先すべきかが明確になります。
話し合いの進め方としては、
未来の目標を全員で共有し、
それに向かってどのようなステップが必要かを議論します。
現状にとらわれず、
理想的な結果を最優先に考えることが求められます。
問題を解決するだけでなく、
全体を見直し、より効果的なアプローチを行うことが重要です。
全体を見直すには、次のことを行うと継続的な課題解決へ繋がります。
4.優先順位をつけて実行する
課題解決において、優先順位を付けることは非常に重要です。
優先順位を明確にするためには、
まず問題をリストアップし、
優先順位4象限を活用することをおすすめします。
人は忙しくしていると、より緊急なことや、得意なこと、
また目に付いたことを優先し、
第2象限を軽んじる傾向にあります。
その状態を放置しちえるといつの間にか緊急度が上がり、
第1象限に来てしまうこともあります。
第2象限の仕事も含めて計画的に時間を取り進めることで、
仕事の質も上がっていきます。
図で見たとき、
「┗」ではなく「 Z 」の形で対応できるのが理想です。
今自分が持っている課題がどこの象限に該当するのか、
どのように目標達成に影響を与えるのか考えることで、
効果的な優先順位を設定できるため、
課題解決のプロセスをスムーズに進めることができます。
5.まとめ
最後までご閲覧いただきありがとうございます。
課題解決は、
「現状最適」な方法で乗り切るだけではなく、
未来を見据えた継続的な解決策を見つけることが求められます。
本記事では、「目的思考」を取り入れる、
効果的な解決策についてお伝えいたしました。
皆さまが抱える課題や悩みも、
本記事でご紹介した方法を取り入れることで、
解決できることを願っています。
ぜひ、実践してみてください!
次回の記事もお楽しみに!✨
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