【人事】会社で、認識のズレが起きる原因と解決策
こんにちは!@UPです。
組織に所属している以上、
自分一人で仕事が完遂することもあれば、
社内の誰かと仕事を完遂する性質の業務もあるのではないかと思います。
そんな時、社内コミュニケーションにおいて、
お互いが話していることに、解釈や認識がずれてしまうことってありませんか?
ここがずれてしまうと、
上手く進めたい事もなかなか上手く進まないですよね。
今回は、その解釈や認識がずれてしまう原因と
良い解決策をお伝えいたします。
1.認識のズレが起きる原因
本記事を読んでいる多くの方が、
会社という組織に所属しているのではないでしょうか?
誰かと業務を進めるシーンで、
・そもそもの目的が浸透していない…
・お互いが思っていた目的・目標にズレが生じてしまう…
・会社の理念に沿った話し合いができていない…
そんなケースをよくお伺いします。
例えば、会議の準備一つとってみても、こんなことありませんか?
Aさん「明後日の会議の準備しておいてね!」と、
口頭でのみ、伝えたとします。
その際、言われた側の
Bさんは「わかりました!」と二つ返事で返事をしたものの、
そもそも、会議に向けて何を準備するべきなのか が不明確です。
Aさんにとっての準備が《資料の作成》だとしたときに、
Bさんにとっての準備が《情報を確認しておく》だとしたら、
ここで大きな違いが生まれてしまいます。
こういった事例は、
そもそもの目的をきちんと伝えていなかったり、
そもそもチャットなどの文章に残さないが故に
起こってしまいがちです。
つまり、認識のズレが起きてしまう最も大きな原因として、
「明文化」されているか・されていないか、といった点が最も重要な要素です。
2.共通認識を持つことのできるツール
では、「明文化」するためには、どのようにしたらよいでしょうか?
例えば、手順書やガイドラインを作成したり、
その書面の中に分かりやすく図を用いて情報を掲載する、
といったやり方もあると思いますし、
実際にそのような運用をしている企業様もいらっしゃると思います。
ですが、手順書やガイドラインは、
あくまで「行動」にフォーカスを当てた書面であるため、
「理念」や「目的」を浸透させるものか、と言われたらそうではありません。
そこで、アット・アップが提供しているものが、
【スタンダードブック】です。
【スタンダードブック】とは、
一言でいうと、《会社の望んでいる状態を明文化した本》です。
そんな【スタンダードブック】の運用方法を事例も交えてお伝えいたします。
3.運用方法/好事例
特に、組織の中で認識のズレが起きやすい、
2つのシーンに分けて、運用方法をお伝えいたします。
シーン①:朝礼
朝のマインドセットの一環として、
僕が本の内容を基に補足説明をすることがあります。
その際、社員を指名して、
本に記載している内容を音読してもらっています!
実際に音読してもらった内容を一部ご紹介いたします。
音読後、
「明確なゴールをイメージして、”できる”と思い込んで行動すれば必ず結果につながる」
このように、メッセージを残しました。
この内容は実際に企業様にご提供している研修でもお伝えしているので、
社内に向けたインナーブランディングも兼ねて行っています。
シーン②:面談
スタンダードブックには、
評価項目や、グレードの内容はもちろんのこと、
評価の採点基準でもある「成長4段階」の情報を掲載しています。
そのため、評価者と、批評価者でスタンダードブックを開き、
今、自分がどこに位置しているのか、
ランクが分かる上で面談を実施することができます。
▼成長4段階については、以下にて詳しくお伝えしています。
このように、本として用意していれば、
面談の中で話した内容を本にメモを残して読み返すこと、
お互いが共通の内容で話しをすすめることができます。
以上の点で、共通認識を持って、物事を進めることができ、
社内の生産性はもちろんのこと、
一つ一つの業務クオリティもかなり向上しています。
4.まとめ
いかがでしょうか?
今回は、認識がずれてしまう原因と良い解決策をお伝えいたしました!
スタンダードブックはあくまで手段の一つなので、
まずは、紙に書いて可視化するなど、
簡単な事から始めることをおすすめいたします。
少しでも参考になれば幸いです。
次回の記事もお楽しみに!✨