ノウハウ

”強い”チームの共通したコミュニケーションとは?”勝てない”チームの事例も交えて徹底解説

こんにちは!株式会社アット・アップです。

今回の記事では、
強いチームのコミュニケーションについてお伝えしていきます。

勝てるチームにあって、
勝てないチームに無いコミュニケーションとは、なんでしょうか?

強いチームの要素として、
誰もが認める意志の強さや、高い技術なども在りますが、
この記事では、どのチームでも始めることのできる
コミュニケーションにフォーカスしてお伝えしていきます。

最後まで読んでいただけますと幸いです。

 


■ 強いチームの定義

まずはじめに、

今回の記事では「強いチーム」を「勝てるチーム」として定義します。

 

では、勝てるチームとはどのような条件を揃えているのか、
弊社が考える、勝てるチームに必要な5つの条件からお伝えしていきます。

《勝てるチームに必要な5つの条件》

1、目指す目的・目標が浸透している
2、目標達成に必要なチャレンジが明確である
3、行動基準が明確で継続徹底できている
4、即反省し即改善ができている
5、1〜4についてのコミュニケーションが取れている

 


■ 勝てないチームで起こっている問題

では、逆に勝てないチームでよく起きている問題とは何なのか、
起きている問題とその原因について整理していきたいと思います。

【勝てないチームに起きている問題】

それは、「勝つことに必要なコミュニケーションが取れていない」

 

多くのチームで起きている問題がこちらです。

5つの条件のうち、
1〜4をできているチームは多く存在しますが、
勝つためには、チームメンバー同士が同じ熱量で、
勝つための効果的なコミュニケーションが取れているかどうかです。

 

ほとんどのチームでは、意思の疎通が上手く取れなかったり、
考えや気持ちのズレから衝突を繰り返したり、
もっと最悪なパターンでは、
そもそも達成についてのコミュニケーションが皆無だったりと
5つ目の「チームのコミュニケーション」とは結果を出す上で、
とても大きな影響を持っています。

 


■ 問題から見えてくる原因

なぜ効果的なコミュニケーションが取れないのか、

その原因について触れていきたいと思います。

 

《効果的なコミュニケーションが取れない時の原因》

・追いかけているゴールが違う望む未来が違う
・そもそもの価値観が違う(目指す状態のために必要な行動や思考)
そのどちらもが無い状態

皆さんはどうでしょうか?
今の仕事を選んだ時のことを、思い返して欲しいのですが、
仕事を選んでいる時、または仕事を始めた時、皆さんは
「絶対に失敗したい」や「達成なんかしたくない」と考えながら
仕事を選びましたか?

たぶん、新しいことを始める時に
「失敗したい」と思って始める人はいないのではないでしょうか。
大成功したいとは思わずとも、失敗を望む人もいないと思います。

このように、最初はセットされていたとしても、
経験を積み、日々の仕事に慣れ始めると
当初あった気持ちや思いは、
だんだんと小さくなってしまう事が多いのも事実です。

ここのセットが弱くなってしまうと、勝つためのコミュニケーションは
後回しになってしまったり、関心が減ってしまったりします。

要は、勝つために必要なコミュニケーションをしなくなってしまう訳ですね。

ここからは、
実際にこのような状態に陥らないように、
良い状態をセットし続けるための必要な解決策をお伝えしていきます。

 


■ 勝てるチームを作る取り組み(解決策)

勝てるチームのコミュニケーションを生み出す秘訣とは、

「言葉の定義」です。

 

普段何気なく使っている言葉、
その言葉の意図やその言葉にこめた思いは
相手にちゃんと伝わっているでしょうか、

言葉の解釈は、自分が思っている以上に人によって異なります。
これまでの経験や知識に、その時の立場によって
同じ単語でも受け取り側の状態によって
全く別の意味を作り出すことがあります。

例えば、「チーム」・「組織」・「部署」・「グループ」など

人が集まることで生まれる単語がございますが、

皆様は普段どんな単語を選び、どんな意味で使っていますか?
また、それを聞いた受け取り側は同じ意味や意図で
受け取れているでしょうか?

 


ー 起こりうる危険な状態とは

「この情報、チームメンバーに伝えておいてね。」

もし、ここにズレが生じていた場合、
その誤解によって、情報の伝達範囲が変わり、
求めていた結果が得られないことになるなど、
望んでいない結果が生まれ、次第にお互いに対して、
フラストレーションが発生するきっかけになったりと、
チームの力は下がってしまいます。

 

つまり、危険な状態とは、
組織の階層を通して現場に伝わる情報が、
初期の頃に使われている「言葉」と
実際の現場に伝わった時に使われる「言葉」に違い
が起きていると危険です。

 


ー だからこそ「定義」が必要

補足として別の言葉や説明が使われている分には大丈夫ですが、
補足の言葉だけが独り歩きをして、
別の解釈を生み出してしまうのは危うい状態です。

このような事態を起こさないために、
会社全体で使う言葉を「定義」していきましょう。

《似たような意味で使われる言葉》

目的とは
目標とは
前提思考とは
目標達成思考とは
課題解決思考とは
問題解決思考とは 等

まずは会社でよく使われる言葉を
整理することから始めていきましょう。
近くの人に「目的とは」を聞いてみるものおすすめです。

アット・アップでは、強いチームを作る時に
「共通言語」「共通理解」を必ず作るようにしています。
共通の価値観は、ズレのない意思の疎通を生み出し
正確な伝達は行動をシンプルにします。

 


■まとめ

今回は勝てるチームが出来ている
コミュニケーションについてお伝えいたしました。

皆さまも今回の内容をご参考に、
新しい取り組みにチャレンジしていただけたら幸いです。

ともに成長していきましょう。

 


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